日本に永住帰国する際、アメリカで運用してきた401kや403bなどのリタイアメントプランをどのように扱うかについて、多くの方からご質問をいただきます。
日本に本帰国する場合、401kの扱いには主に以下の3つの選択肢があります。
◆
401kのアカウントを維持する
401kを扱う管理会社によっては、日本居住者になるとアカウントの維持ができなくなるケースがあります。
アカウントが維持できる場合でも、日本からのアカウント管理方法、日本の住所に変更可能かの確認が必要です。
また、アメリカ在職中は、401kへの拠出に対して会社がマッチング拠出を行いますが、退職後はそのマッチングもなくなり、401kは必ずしも魅力的なリタイアメントプランとはいえなくなります。
さらに、会社からのマッチングがなくなるだけでなく、年間で資産残高の約1%が管理手数料(Administration
Fee)として差し引かれます。
◆ 401kのアカウントを解約する
401kはリタイアメントプランですので、59.5歳以前に解約や引き出しを行うと、10%のペナルティに加え、一括引き出しによる余分な税金が課せられます。
また、59.5歳を過ぎている場合であっても、リタイアメントプランを解約してしまうことは必ずしも得策とはいえません。
◆ IRAへロールオーバーする
401kの資産はリタイアメントの資産であるため、日本に帰国した後もアメリカのアカウントを維持し、老後のために資産運用を続けられることが理想的です。
401kのロールオーバー先となるIRAには、大きく分けて以下の2種類があります。
通常、401(k)の資産はいずれかの形態のIRAへロールオーバーすることになります。
◇
IRA-Annuity ◇ IRA-Traditional
IRA-Annuityは、株式や債券で運用する投資型のValuable Annuity、利率固定型のFixed
Annuity、S&P 500などの指数に連動して運用するインデックス型のIndexed
Annuityの3つのタイプがあります。 Traditional
IRAは、株式や債券などで運用する投資型のIRAです。
|
|
|